このサイトが書かないこと
「いま買い時です」とは書きません。書いた時点で、広告と見分けがつかなくなるからです。
このサイトには、意識して書かないことがあります。先に並べておきます。
- 「○○がいま安い」
- 「○○は買い時」
- 「中古で買うならこの5本」
- 個別の商品のレビュー
値段を扱うサイトなら、ふつうに書きそうなことばかりです。書かない理由を説明します。
薦めた瞬間に、見分けがつかなくなります
もしこのサイトが「このソフトはいまが買い時です」と書いたとします。
その文章は、紹介料をもらって書かれた記事と、1文字も違いません。 同じ言葉になります。
読む人からすれば、それが本心なのか、紹介料が理由なのかを見分ける方法がありません。「PR」と書いていなければ信じてもらえるかというと、逆だと思います。書いていないほうが、むしろ黙っているように見えます。
だったら最初から、その言葉を使わないほうが早い。そう考えました。
混ぜると、合図が必要になります
値段を扱うサイトで、通常の記事と広告記事が混ざっているところがあります。ああいうサイトは、見分けるための合図を用意しています。
小さくラベルをつける。出どころの名前を変える。一覧での見た目を変える。ひとつでは足りないので、たいてい2つも3つも重ねてあります。
それでも見落とします。実際、そういうページを見ていて、後から「あ、これ広告だったのか」と気づくことがあります。ラベルが薄い灰色で画像の上に乗っていたりするので、まず目に入りません。
合図が何重にも要るのは、混ぜてしまったからです。 最初から混ぜなければ、合図そのものがいりません。
かわりに書いていること
薦めないかわりに、こういうことを書いています。
- 中古の最安は「買えない安値」のことがある
- 店数が少ないと相場が立たない
- 表示価格に送料は入っていない
- 値段を1回見ただけでは、上がっているのか分からない
ぜんぶ「読み方」です。どれを買うといい、という話は出てきません。
読み方を渡しておけば、何を買うかはご自分で決められます。そちらのほうが、こちらが選んで並べるより役に立つはずだと思っています。どれが欲しいかは、こちらには分かりませんし。
何も売っていません
このサイトは何も売っていません。店でもフリマでもなく、複数の店を外から同じやり方で毎日測っているだけです。
売っていないので、特定の店に買ってほしい理由がありません。どこが安いかを、そのまま書けます。
将来のこと
正直に書いておくと、この先ずっと1円も入らない形でやれるとは思っていません。どこかで広告や紹介料の話は出てくると思います。
そうなったときも、記事に混ぜることはしません。 もし混ぜるなら、さっき書いた合図を全部やります。ラベルをつけ、出どころを分け、一覧での見た目も変える。ひとつで済ませることはしません。
薦めていないことが信じられるというのが、このサイトの持っているほぼ唯一のものなので、そこは手放さないつもりです。
公開 2026-09-14 01:08:47 ・ 最終更新 2026-09-15 10:53:12