その値段、いつのものですか
中古の値段は「いくら」より「いつ」のほうが効きます。日付の見かたの話です。
中古の値段を調べるとき、たいていは金額のところを見ますよね。「へえ、いま3,200円なんだ」という感じで。
でもそれ、いつの3,200円でしょうか。
新品なら、そこはあまり気にしなくて大丈夫です。定価があって、動くとしてもゆっくりです。中古はそうもいきません。出しているのが一つの店ではなく、何百という店で、それぞれが自分の都合で値段をつけたり下げたり、売り切れたら消えたりします。昨日いちばん安かった店が、今日はもういない。中古では、これがふつうに起きます。
だから中古の値段は、金額だけ取り出しても意味が弱いのです。「いつ測ったか」とセットで、はじめて使える数字になります。
毎日ぜんぶは取れていません
このサイトは毎日1回、中古の値段を記録しています。ただ、記録したい型番を全部まわりきれた日は、まだありません。
たとえば2026年9月13日。この日に見に行けたのは、対象のうち6割ちょっとでした。残りの4割近くは、その日の値段を取れていません。理由は単純で、相手のお店のサーバーに負担をかけない速度で、1件ずつ間隔を空けて見に行っているからです。急げば全部まわれますが、それはやりません。
では、取れなかったぶんをどうするか。ここで2つの道がありました。
ひとつは、取れなかったものを空っぽにすること。「今日は分かりません」と正直に言う形です。ただ、これを実際にやってみると変なことになります。値段は昨日のぶんが残っているのに、お店の一覧だけが真っ白になる。「11店」と書いてあるのに表に1行もない。正直であろうとしたのに、ただ壊れて見えるだけでした。
もうひとつは、前の日の記録をそのまま残すこと。こちらにしました。ただし、ひとつ条件をつけています。
いつ取った数字なのかを、必ず出す。
各ページにある「最終取得」の日付が、それです。今日の日付ではありません。その型番を最後に実際に見に行った日です。昨日のままのものには、昨日の日付が出ます。
だから「毎日更新」とは書きません
毎日動いてはいます。でも全部が毎日入れ替わるわけではないので、「毎日更新」と書いたら嘘になります。
かわりに日付を出しています。そちらのほうが、見る人にとって役に立つはずだと思っています。
読むときは、ここを見てください
お願いというほどのことでもないのですが、値段を見たあとに、その横の日付をちらっと見てもらえると、ずいぶん違います。
- 今日や昨日の日付なら、そのまま参考にして大丈夫です
- 何日か前で止まっていたら、その型番はいま動いているかもしれません。話半分くらいがちょうどいいです
これは、このサイトに限った話ではありません。どこで中古の相場を見るときも、その数字がいつのものかを確かめる癖をつけておくと、たぶん損をしません。
ちなみに、このサイトは記録を始めてまだ数日です。値動きのグラフを出していないのはそのためで、2日ぶんの点を線でつないでも、それは「動き」とは呼べません。「過去最安値」もいずれ出しますが、それは記録を始めてから今日までの中での最安でしかなくて、10年前がどうだったかは分かりません。
そういうわけで、いまこのサイトが自信を持って出せるのは「この日に測ったら、この値段でした」というところまでです。日付とセットでなら、そこそこ使える数字だと思っています。
公開 2026-09-14 ・ 最終更新 2026-09-14 03:02:21