ネットで1店でも、店頭には積んであります
うちが数えている「店数」は、ネットに出している店の数です。街の棚は入っていません。
うちのサイトは、値段のとなりに「何店が出しているか」を出しています。この数字の意味を、正直に書いておきます。
あれは「ネットに出している店の数」です。街の店の棚は、1軒も入っていません。
ネットだけで見ると、レトロは薄く見えます
2026年9月13日の記録で、ゲームソフトを「2005年以前の機種か、それ以降か」で分けました。在庫のある出品だけの数です。
| 2005年以前 | それ以降 | |
|---|---|---|
| 調べた型番 | 3,901 | 4,320 |
| 出している店の数(平均) | 3.5店 | 5.2店 |
| 1〜2店しかない型番 | 45.7% | 27.8% |
数字だけ見ると、「レトロは半分近くが1〜2店しか扱っていない、希少なものだ」と読めてしまいます。
でも、それは違います。
ブックオフや古本市場に行けば、レトロゲームの棚はふつうにあります。何十本も並んでいることもある。街の棚とネットの一覧は、まったく別のものです。
なぜそうなるのか
うちが値段を取っているのは、ネットのショッピングモールに出品されているぶんだけです。
大きな中古チェーンは全国に何百店舗もありますが、そこにあるソフトが1本ずつネットに登録されているわけではありません。店頭に出すだけのもの、ネットにも出すもの、その線引きは店の都合です。ネットに出ていないものは、こちらからは存在しないのと同じになります。
実際、うちのデータに入っている大手チェーンは、店舗の数ではなくネット上のアカウントの数で数えられています。全国に何百店舗あっても、ネットの出店が1つなら「1店」です。
つまり、この数字が言えること・言えないこと
言えること
- ネットで買おうとしたとき、選べる相手が何件あるか
- その値段が、比べた結果の値段なのか、1件だけの値段なのか
- ネット上で、同じ型番の値段がどれくらいばらけているか
言えないこと
- そのソフトが世の中にどれくらい残っているか
- 街の店でいくらで売られているか
- 見つけやすいのか、見つけにくいのか
「ネットで1店だけ」は「珍しい」ではありません。 「ネットに出している店が1つだった」というだけです。
だから、店頭とネットは別々に見てください
ここから先は、うちのデータではなく、ただの感想です。
ネットは探すのが速いかわりに、出ているものしか見えません。店頭は行かないと分からないかわりに、ネットに出ていないものが並んでいます。どちらが良いという話ではなく、見えている範囲が違います。
うちのサイトで「1店しかない」と出ていても、それは街に無いという意味ではありません。逆に、ネットにたくさん並んでいるものが、近所の店にあるとも限りません。
うちが言えるのは、ネットの話だけです。
ついでに言うと、開きはあまり変わりませんでした
もうひとつ、予想が外れたことを書いておきます。
古いものほど状態の差が大きいので、値段もばらけるのだろうと思っていました。「真ん中の値段が最安の2倍以上あるか」で数えると、
- 2005年以前 … 23.0%
- それ以降 … 22.2%
ほとんど同じでした。レトロだから特別にばらける、ということはありません。
ばらけるには、まず複数の出品がいります。1店しか出していなければ、ばらけようがない。ネット上のレトロで起きているのは「値段がばらつく」ことではなく、その手前で、比べる相手がいないということでした。
測れていないものは、測れていないと書きます
うちが持っているのは、ネットのショッピングモールに出ている値段だけです。フリマも、オークションの落札額も、街の店の値札も持っていません。
持っていないものを、あるかのように書くつもりはありません。「店数」はネットの店数です。 そこだけ、頭の隅に置いて使ってください。
公開 2026-09-14 03:02:30 ・ 最終更新 2026-09-15 10:53:29