9/13 に記録した価格 99,309
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いちばん安い1件は、相場ではありません

ゲームソフトの3割で、真ん中の値段は最安の2倍以上ありました。どこを見ればいいかの話です。

中古の値段を調べると、たいてい「最安 ○○円」が大きく出てきます。うちのサイトもそうです。それを見て「へえ、この値段で買えるんだ」と思う。ごく自然な読み方だと思います。

ただ、中古の最安値は、けっこう特殊な数字です。

中古は、1件ずつ別の商品です

新品なら、どの店で買っても中身は同じです。だから安い店を探せばいい。話はそれで終わります。

中古はそうなりません。同じ型番でも、箱があるかないか、説明書が揃っているか、日に焼けているか、動作確認をしてあるか。全部ちがいます。値段はその差を織り込んでつきます。

つまり並んでいるのは、同じ商品の値段の一覧ではなく、状態の違うものが型番だけ同じで並んでいる一覧です。その中のいちばん下の1件が「最安」として表示されている。そう考えると、あの数字の見え方が少し変わってきます。

数えてみたら、3割でした

2026年9月13日の記録で、ゲームソフトを対象に「真ん中の値段が、最安の2倍以上あるか」を数えました。

30% ありました。平均すると、真ん中は最安のおよそ 2.0倍 です。

つまりゲームソフトでは、「最安500円」と出ていても、実際に並んでいる値段の真ん中は1,000円あたり、ということがよく起きています。最安の1件だけが、ぽつんと下に離れている。

腕時計だと、そうなりません

同じ日に腕時計でも数えました。こちらは 5% です。平均は 1.37倍

同じ「中古」でも、まるで違います。

理由ははっきり分かっていません。金額の桁が違うので状態の差が値段に占める割合が小さいのかもしれませんし、扱う店の性格が違うのかもしれません。まだ分かりません。

分かっているのは、中古のクセはジャンルごとに違うということだけです。ゲームの感覚で時計を見ると外しますし、その逆もです。

読むときは、真ん中を見てください

というわけで、ひとつだけ。

  • 最安は「いちばん条件の悪い1件」か「たまたま運のいい1件」だと思っておく
  • 相場を知りたいときは、真ん中あたりの値段を見る
  • 最安と真ん中が大きく離れているほど、その最安は特殊な1件です

うちのサイトでは、最安と一緒に真ん中の値段と、その型番を何店が出しているかも並べています。3店しか出していない型番の「相場」は、正直あまり当てになりません。 店数が少ないほど、たまたま出ていた1件に全体が引きずられます。

公開 2026-09-14 00:37:07 ・ 最終更新 2026-09-14 03:02:34

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