店の数を見ると、値段の見当がつきます
1〜2店しか出していないソフトは、10店以上あるものの3.7倍の値段でした。
前に「値段のとなりにある店数を見てください」と書きました。相場が立っているかどうかの目安になるからです。
その店数を、もう少し詳しく数えてみたら、思っていたよりはっきりした形が出てきました。
数えたら、こうなりました
2026年9月13日の記録で、ゲームソフトを「何店が出しているか」で分けて、それぞれの値段の真ん中を見ました。在庫のある出品だけを数えています。
なお「店数」はネットに出している店の数です。街の店の棚は入っていません。
| 出している店の数 | 型番の数 | 値段の真ん中 |
|---|---|---|
| 1〜2店 | 3,404 | 5,445円 |
| 3〜5店 | 3,246 | 2,394円 |
| 6〜9店 | 1,817 | 1,740円 |
| 10〜19店 | 797 | 1,472円 |
1〜2店しか出していないものは、10〜19店あるものの3.7倍でした。
店が増えるほど、値段は下がっていきます。
そもそも、店は多くありません
もうひとつ分かったことがあります。ほとんどの型番は、そんなに多くの店では扱われていません。
| 出している店の数 | 割合 |
|---|---|
| 1店だけ | 20.4% |
| 2店 | 16.1% |
| 3〜5店 | 34.8% |
| 6〜9店 | 19.5% |
| 10店以上 | 9.1% |
3分の1以上が、1〜2店しか出していません。 10店以上あるものは、1割もありません。
在庫のある出品だけを数えるとこうなります。売り切れた出品を含めればもっと多く見えますが、それは買えない店の数です。
「少ないから高い」のかは、分かりません
この数字は、「店が少ないから高い」ことを証明していません。
逆の可能性が同じくらいあります。高いものだから、扱える店が少ない。 1本に何千円もする在庫を抱えるのは、店にとっても負担です。回転も遅い。だから置ける店が限られる、という順番でも、まったく同じ数字になります。
どちらが先かは、いまのデータでは分けられません。たぶん両方が絡んでいます。
それでも、目安としては使えます
原因が分からなくても、目安としては十分使えます。うちのサイトでは、値段のとなりに店数を出しています。そこを見たときの読み方です。
- 1〜2店だった → その型番は、たぶん高い部類です。そして相場も立っていません。表示されている値段は、その店の言い値に近いと思ってください
- 3〜5店 → いちばんよくある形です。参考にはなりますが、1店抜けると真ん中が動きます
- 6店以上 → 比べやすいゾーンです。値段もこなれています
- 10店以上 → 全体の1割以下。よく動くものです。急がなくても、たいてい買えます
いちばん気をつけたいのは、いちばん上です。店が少ないものは、金額が大きいうえに、比べる相手がいない。二重に危ういところにいます。値段の根拠がいちばん薄いのに、いちばん大きな金額を出すことになります。
しかも、それが全体の3分の1以上を占めています。珍しい状況ではありません。
店数は、ついでの情報ではありません
店数は「ついでに出している数字」くらいに思っていました。
数えてみて、そうでもないなと思い直しました。値段の水準も、相場の信頼度も、両方が店数に出ています。 金額だけ見て決めるより、となりの小さい数字を一度見たほうが、たぶん外しません。
公開 2026-09-14 01:09:16 ・ 最終更新 2026-09-15 10:53:50